
エイテンを立ち上げた頃から、
いつか「衣・食・住」に関わるブランドをつくりたいと
思っていました。けれど、その中でずっと形にならなかった「衣」。
2026年3月、インドを訪れたことをきっかけに、
少しずつ動き始めました。
アパレルの知識も経験も、繋がりもなかったけれど、
毎日ホテルと工場を行き来しながら、
自分の足で職人を探し、
「この人たちと一緒にものづくりがしたい」と思える
出会いを重ねていきました。

ものが溢れているこの時代に、
新しく服をつくる意味ってなんだろう。
その問いを、何度も自分に投げかけてきました。
考え続ける中で感じたのは、
ものづくりは、ただモノをつくることではないということ。
作り手の想いや熱量、どんな景色を見て、どんな時間を過ごし、どんな生き方をしているのか。
そういう目には見えないものまで、ひとつの服を通して、肌で感じ、受け取っていくものなのだと思います。
そして受け取ったエネルギーは、
また誰かの日常へと巡っていく。
少し気分が上がったり、背中を押してくれたり、
いつもの日々に、彩りを添えてくれるような存在に。
エイテンの服に袖を通すたび、
そんな息吹きを感じていただけたら嬉しいです。

VINTAGE KANTHA
カンタは、インドに古くから伝わる手仕事。
使い古した布を重ね、ひと針ひと針、丁寧に縫い合わせながら、新たな命を吹き込んでいきます。
その背景には、「繕い、受け継ぐ」という文化があります。
500年以上続くこの技法は、ただ布を補強するためではなく、“ものを大切に使い続ける”という想いそのもの。
布の表情も、色の重なりも、刺し子の跡も、すべて一点もの。
受け継がれてきた布を、エイテンがまた次へ受け継ぎ、
この世に一つしかない、ジャケットやベストへと仕立てました。



BLOCK PRINT
ブロックプリントは、木版を使って布に模様を重ねていく、インドの伝統技法。
職人が木版に染料をつけ、
呼吸を合わせるように、一つずつ丁寧に押していく。
サンガネールやバグルーの村では、
今もなお、この手仕事が日常の中に息づいています。
機械では生まれない、わずかな揺らぎや余白。
その美しさに、心を動かされました。
そんな布を使い、セットアップやワンピース、タンクトップなど、オリジナルパターンで一から制作しています。
全てのアイテムはお宿とオンラインショップで販売していきます。エイテンの衣に袖を通すあなたの日常が、少し豊かになりますように。





